伸びしろ

何故か近頃、初めて会う人や久しぶりに会う人と話す機会が多く、その度に痛感するのは己の「自己紹介」の弱さだ。


今何の仕事してるの?休みの日は何してる?これまで何してたの?etc…


これらの質問を投げかけられると頭の中はフル回転で最適解を探し回るが、毎度まいど返事が違ってるし、なんとも掴みどころのない答えになることがほぼほぼである。

なんとも情けない脆弱っぷり。


社会に出ると尚更だが、自分のことを外にアピールする機会は必ずあって、その対応如何では、良くも悪くも何某かの評価をされる。

他人に評価されることの良し悪しは置いといて(私もしてます)、スッと素直に答えれない自分がヤキモキして非常に歯痒い。むしろ子どもの方が本当に自分の好きなことを能年玲奈ばりのキラキラとした目で話せるのに、いい歳した大人がこれではカッコ悪い。

これまでの足跡と今いる場所。これまで達成してきた何か、これからしたいこと。自分を構成するものが知恵の輪みたいに複雑に絡まっていて、頭の中を整理できていないからなのだろう。


そんなことを本田圭佑モノマネYouTuberの「どうしたらいいか。自問自答しかないんですよ。」のネタ動画を観ながらふと思う。

 

31歳、まだまだ伸びしろありますね。

長谷川健太

※元々、去年にほぼ書き上げてた文章だったが、完了してなかったので今年の始まりに書き上げたいと思う。

 

2017年9月、長谷川健太監督の契約満了が発表された。

僕はガンバサポであり、(元々故郷のJクラブなので愛着が非常にあったが、)熱心に応援するきっかけになったのは2012年シーズンのJ2降格が決まった磐田戦だ。

当時、土曜日のその試合を会社のテレビで横目でなく正面目に観ていたのを冗談抜きの今でも思い出せる。

そしてその夜、同じくサッカー好きでヴィッセルサポの友人と呑む約束があり、「俺はこれからガンバを応援していくから、お互い1年でJ1昇格しよう!!※ヴィッセル神戸も当時J2降格が決まっていた」と飲みの席で息巻いたのも冗談抜きに思い出され、そんな最中ガンバ再建を託されたのがセホーンだった、と言うのは冗談で長谷川健太だった。

そこから長谷川ガンバの成り上がりっぷりはまぁ見事でJ2優勝の1年でJ1昇格、翌年昇格後即の国内タイトル3冠を達成。その翌年はACLでベスト4(東地区準優勝)に加え3年連続カップ戦決勝進出と、輝かしいもの。

しかし昨シーズンあたりから限界説が囁かれるなど、しだいに歯がゆい試合が多くなっていった。

チームは生き物であり成熟度の波は必ずあるけれども、プロである以上結果を残してナンボの世界なので、解任は妥当、なんなら早く辞めてくれとさえ思った時期もあった。

けれどもホーム最終戦、セレモニー挨拶の際に長谷川健太へ浴びせられたブーイングの嵐を観ているとなんとも悲しい気持ちが込み上げた。

そもそもJリーグをまともに観戦した事がないトコから始まり、まずはゴール裏に通いつめて、リーグ優勝決定を観るためにアウェイ遠征したり、ACL準々決勝のロスタイム弾でそこらじゅうのオッさんと抱き合ったり、酔っ払った勢いで新スタジアム募金をしたり、宇佐美のラストゲームを観たりと長谷川ガンバの思い出は枚挙に暇がなく、本当に僕の青春で、それらは長谷川健太がいなければなかったかもしれない。

 

最終的に僕にとってはプロなんだからどうこうの不満よりも、そんな青春を与えてくれた感謝の方が強い今回の退任劇になった。

本当にこれまで有難うございました。

オリンピックと高校野球とSMAPと

このブログを始めて1年になる。

当初は「ほぼ週」などと訳の分らん事を言って蓋を開けてみれば、1年で11回の投稿になり「ほぼ月」にも満たないという、木村拓哉もビックリの「情けない結果」になった。

 

ところで今年の夏はリオオリンピックに高校野球と、連日感動している毎日を過ごしている。

レベルの高いアスリートや学生の、全力プレーや結果はなんとも感動するものだ。

そんな中、今日の高校野球選手権 第3試合を観ていたが、僕はなんとも言えない気持ちになってしまった。

青森代表 八戸学院光星 対 愛知代表 東邦のカード。

僕は八戸学院光星が旧光星学院時の2000年、初めてベスト4に進んだ当時の野球に心打たれファンになって以来、今でも好きな高校の一つである。

かたや東邦も1回から終始明るくプレーし、「良い奴ら感」溢れる爽やかさにすっかり魅了され、中盤以降は両校を応援して観戦していた。

結果は9回裏に4点差を引っ繰り返した、東邦が3回戦進出を決めるという、なんとも劇的な痺れる展開で、両校共に力を発揮した本当素晴らしい試合だった。

けれども僕は、9回の東邦の攻撃が始まった瞬間、興醒めしてしまったのだ。

9回裏、東邦の攻撃が始まるや否や、4万5千人の観衆が急に手拍子を始め、同点に迫る勢いを持ち始めるとタオルまで回しだしたのだ。

観ていて光星の選手が可哀そう等、そんな感情は一っ切なかったが、まるで甲子園に観に来ているおっさん連中が「いやぁ凄い試合観たわぁ」と言いたいが為、または自らの良いライブ感(語彙力がなくてすみません。)を得たいが為のパフォーマンス的なその応援と、空気感は、観ていてなんとも気持ちが悪かった。

 

奇しくもそれは、1年前のブログ開始当初に書いた、「作られてる感」が顕著に出ている光景であり、甲子園ではよく観られる光景だと思っている。

そういう雰囲気がこれまでも沢山の名勝負を作ってきて、高校野球を特殊なアマチュアスポーツにまで作り上げた要因の一つだと思うけれども、ドラマを求めるが為に雰囲気を意図的に作る今回のそれは、根本的に順番が逆だと思う。(プロスポーツなら解るけれども)

少し前の佐賀北の決勝戦での逆転満塁ホームランや、横浜高校、エース松坂大輔リリーフ登板時のその雰囲気はまだ解る。地方公立高校の初優勝や、数十年に一度の怪物の登板を観たいという、それぞれの背中を押したくなるような背景が見えるからだ。

近年のゴールデン番組の開幕前高校野球特番も、変な気持ち悪さを助長しているのかもしれないけども、なんとも嫌な気持ちになったので、久しぶりにブログを書きたくなった次第です。

という事で、頑張れ!錦織!

551が…

僕にとっての「551」なもの。そんなタイトルで書き出したけれども、(関西在住の人なら分かるであろう、これさえあればただただ爆笑生活を送れるというツールの事を「551」という)僕にとっての「551」は…ズバリない。。

強いて言うなら中日ドラゴンズだろうか。。いやガンバ大阪か。。カレーか。。寿司か。。いやそれともお金か。。

 

正直覚悟たる「551」はないのが現状だ。

 

僕にとっての「551」。それを取り敢えず探す事から始めなければ!と酩酊して思う平日の夜。

経験とPコート

 先日飛行機に乗る機会があった。搭乗時刻は19時頃でもうこの時期になると空は真っ暗だった。1時間くらいの移動時間だったので「よし、睡眠時間に充てよう」と意気揚々と乗り込んだが、窓際の僕の座席に座ってみると送風機の真下でめちゃ寒い。なんとか調節しようと試みるも上手くいかない。ならば「よし、我慢しよう。」と意気揚々と目をつむったが、これが全く寝れそうにない。僕は前の座席の後ろ背に入っているフリーペーパーを読むか何も見えない真っ暗な外を観るしかなかった。

 非常に退屈な時間だ。

 

 1時間後、着地10分前のアナウンスが機内に響く。

 しかし、その時の僕は退屈ではなかった。

 僕は窓にかぶりつき完全に景色に見とれていた。着地に向け雲の下に出ていた飛行機の窓からは、大阪市内の夜景が一望できる環境だったのだ。それはあべのハルカスの展望フロアから観る景色とはまた違った素敵な景色だった。

 「お、あれはもしかしたら通天閣か。という事はあれがハルカスやな。」

 「梅田は車も混んでるし、ビルもいっぱいでギラギラしとんなぁ。あ、海遊館の観覧車や。」

 もう楽しい、楽しい。

  きっとグッスリ1時間仮眠を取っていても有意義な時間になったのだろう。

 もし「絶対に寝たいんや!」と星野仙一もビックリの執着心を持って目をつぶっていたら、また違った1時間になっていただろう。同じ機内に乗っていた数十名の乗客の中で、僕は確実に有意義な移動時間を過ごせた派閥に所属する事が出来たはずだ。

 つくづく、どんな経験をどう過ごすかで退屈になったり面白くなったり。。。不思議なもんだと思った1日となった。

 

ちなみに、機内のフリーペーパー内でプレゼント品として掲載されていた「ロングP・コート」。商品紹介欄の「ロングP・コートとは・・・」に続く紹介文が「一般的なP・コートより長いP・コートです。」というもので、久しぶりにアホ全開な文章を見れた事も、有意義な時間を演出してくれた。

プロ野球は不滅だ

 昨日、梅田を歩いていると前から小綺麗な風貌のOL2人組が歩いてきた。
 1人は木村文乃似ともう1人は杏似の清楚な印象だ。
すれ違い様に聞こえた2人の会話

木村 「新人王さ、有原に決まったんやって」
杏「あっ、そうなんや〜」

 僕は今日がプロ野球タイトル発表の日という事は知っていたが、清純派女優風OLコンビの会話のネタになるなんて。ましてやMVPを受賞したトリプルスリーコンビの話でなくルーキーの話て。



 この国のプロ野球は永久に不滅だ。

好きなもの

 

 ブログっぽく「〇〇に行って来たよ~」の出だしで今回は始めたいと思う。

 先日、ガンバ大阪が来年からホームとして使用する、サッカー専用スタジアム(仮称・吹田市立スタジアム)の竣工式に行って来たよ~。

 

 おそらく今後の人生で竣工式というセレモニーには二度と縁がないであろうが、なかなか楽しいイベントだった。というか感動した。その素晴らしさは、とても良質にレポートされたブログが数多あると思うのでここでは割愛する。

 僕は昔からサッカーを観るのが好きだったが、ガンバ大阪がJ2に降格したのをキッカケに熱が入ったサポーターであり、今は毎週末ガンバのおかげで楽しい時間を過ごしている。野球も同じくらい好きだが、Jリーグも全く違った楽しさがあり、大谷もビックリポンの二刀流観戦をしていると、会話のネタとしてある程度の人との会話をカバーする事が出来るよ~。と個人的に思っている。

 ちなみに人1倍お腹が緩い僕は、新築スタジアムのトイレで宇佐美もビックリポンの第1号弾を放ったのは言うまでもない。

 

 Jリーグはガンバ大阪プロ野球中日ドラゴンズ。アニメはドラえもんが好きな僕は、周りによく冗談半分で「青いのんが好きなんです」と言うが、その度に「小学生みたいやな」「無邪気だね」と言われてしまう。「いや、そんな単純ちゃう!」といつも突っ込んでいたが、確かに小学生の時分は戦隊ごっこの度にブルーをかって出ていたので僕自身もビックリポンだ。

 心までブルーにならぬよう、これからも好きなものを追いかけていく所存です。

 

 ※「あさが来た」のビックリポンてホンマに流行るんかなぁ・・・